高尿酸血症・痛風について 2

高尿酸血症からの全身に影響を及ぼす合併症

体内に尿酸が増えると腎臓、尿路にも結晶がたまります。
腎臓に結晶がたまると、腎臓が機能できなくなり、やがて人工透析が必要になるほどの腎不全になります。
また尿路で結晶がたまると、尿路結石になります。尿中の尿酸が多いと結晶になりやすく、酸性に傾いた尿が石を作りやすくします。
尿路結石は、激しい腹痛と血尿が見られます。

また高脂血症、糖尿病、高血圧症などを併せ持っている場合、
1.腎臓の血管に動脈硬化が生じ、腎硬化症が起こります。
2.腎機能の低下が高血圧、動脈硬化を招き、心筋梗塞、脳血管障害の引き金になります。

高尿酸血症は、他の疾患と相互に関係し、全身に悪影響を与えます。
高尿酸血症は、痛風の発作を生じない限り、自覚症状がありません。そのため、放置しやすく、いつの間にか合併症が進行しています。

自分が高尿酸血症であるかどうかは、人間ドックなど健康診断で定期的に血液検査を受けるしかありません。そして、高尿酸血症と診断されたら、症状が無くても治療を開始し、継続して下さい。