糖尿病 1

糖尿病とはどんな病気
 人が生きていくため、細胞や内臓などを動かすエネルギーが必要になります。
 そのエネルギーが血液に溶け込んでいるブドウ糖で、これを血糖と呼びます。
 
 健康な人の場合、いくら食べても、血糖は一定の値を超えません。

 しかし糖尿病になると、血糖が以上に高い状態が続きます。
 血糖が高くなると、血液が「水飴」のようにドロドロになり、血管を傷つけ、いろいろな障害を起こします。

どうして糖尿病になるのか?
 食物を摂取すると、血糖が上昇します。しかし血糖があまり高くならないように調整する働きがあります。
 この調節の中心が、膵臓から分泌されるインスリンです。

 インスリンの主な働きは、体内全ての細胞にブドウ糖を取り込み、エネルギー源としてブドウ糖を利用する事にあります。
 また筋肉、肝臓で、ブドウ糖を貯蔵用の糖であるグリコーゲンを合成する働きもあります。

 食べ過ぎなどで、血糖が高い状態にあると、血糖を下げようとして、インスリンが膵臓から分泌されます。
 しかしこの状態が長く続くと、膵臓が疲れ、インスリンの分泌が不十分になります。そのため血糖値が
 いつでも高い状態になってしまいます。これが糖尿病です。

糖尿病の診断
 まず血糖値を測定します。
 人の血糖は、正常の状態では、160mg/dlを超えないように調整されています。
 これが200mg/dlをこえていると糖尿病の疑いが強くなります。
 また何も食べずに検査し、126mg/dlを超えた場合も糖尿病の可能性が高くなります。

 75gのブドウ糖を含んだジュースを飲み、血糖の変化を見る血糖負荷試験を行った場合、 
 2時間後の血糖値が200mg/dlをこえると糖尿病の可能性が高くなります。